浜地克徳のスケッチファーム:アルル紀行2010
2020-08-19T17:58:24+09:00
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フランスでのビールスケッチ
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2020-08-19T17:58:00+09:00
2020-08-19T17:58:24+09:00
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アルル紀行2010
スコッチのシングルモルトと、ヨーロッパの地ビールに特化して。
ビールと言えば、10年前にマルヤガーデンズで発表した南フランスの街・アルルでのスケッチの中にも
ビールは登場していました。
というのも私、海外へスケッチ取材を敢行中は、ほぼ、ほとんどビールばかり飲んでいました。
季節的にも、暑い時期が多く、それととにかく現地でのビールは本当に安い!
チェコなどでは、おそらく水よりも安かったと思います。
で、どういうわけか、日本でビールを飲むと、缶ビール1〜2本でもう結構ほろよいに
なってしまうのですが、ヨーロッパやアジアで飲むと、なぜか酔わないんです。
気圧の関係か?現地ビールが薄いのか?または緊張・興奮状態だからか、
カフェに入れば飲み、ランチをいただけば飲み、ディナーの時にも当然飲み、、、
さすがに朝からは自粛しましたが、、、
1枚目は、フランスの有名なビール「クローネンブルグ1664」ですね。
アルルのホテルのレストランでいただきましたが、
美味しくてスケッチしました。
よほど美味しかったのでしょう。
他の料理をモノトーンにしてビールのみに着色していますね。
2枚目はゴッホの「夜のレストラン」という絵で有名なカフェで描いたスケッチです。
コーヒーでも注文すればいいのに、やはりビールを飲んでいますね。
今、気づいたのですが、これは有名なベルギービールですね。
最近スケッチもしましたよ。
修道院で作られたビールで白ビールの一種ということです。
またいつか、海外でビールを飲みながらスケッチができる日が来ることを
願って止みません。
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新しい挑戦
http://sketchfarm.exblog.jp/14761537/
2010-10-10T14:08:08+09:00
2010-10-10T14:08:07+09:00
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アルル紀行2010
それは、、
1.初のヨーロッパ・アルルでのスケッチ
2.東川隆太郎さんが選ぶ鹿児島8景のスケッチ
に加え、、
3.蒲生和紙をつかった作品(少ないですが)
と、
4.木製パネルに描いた作品
です。
この「木製パネルに描いた作品」というのは現場スケッチではなくて、現場スケッチ
を経て、そのイメージを基に改めて描く水彩画です。
なぜ、木製パネルだというと、ベースが固いため、強い線が描けること。
大きいので、腕のストロークをいっぱい使った線が引ける。
圧塗りや塗り重ねやこすり、など表現手法の制約が広がる。
という事等があります。
現在、3点がほぼ完成。
あと1〜2点は描きたいところなんですが、、、間に合うかどうか、、
いずれも、木製パネル下地、蒲生和紙 ダーマトグラフ、パステル、ジェッソ、透明水彩
h900w450
************************************
<お願い>
個展の際の受付業務ボランティアをお願いしております。
特に、私が授業で会場に行けない火曜日と金曜日に会場に入れる方を希望します。
以下、募集シフトです。
○10月29日(金)午後8時〜(搬入作業ただし学生さんのヘルプあり)
◎10月30日(土)午前11時〜午後2時
○10月31日(日)午後2時〜午後5時
◎11月2日(火)午前11時〜午後5時
○11月3日(水)午前11時〜午後2時 午後5時〜午後8時
○11月4日(木)午後2時〜午後5時
◎11月5日(金)午前11時〜午後5時 ※午後6時より教室です。
○11月6日(土)午後5時〜午後8時
◎11月7日(日)午前11時〜午後8時 ※午後8時から搬出です。
以上、◎印のところが特に重点的にお願いしたい所です。
ご都合がよろしい時間で入れる方は、よろしくお願いいたします。
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夕焼けのアルル
http://sketchfarm.exblog.jp/14493177/
2010-08-29T21:24:11+09:00
2010-08-29T21:24:10+09:00
2010-08-29T21:24:10+09:00
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アルル紀行2010
巾1.5メートルの大きなサイズの作品はほぼ着色が終わり、あとはどこで終わるか、、
という段階になっています。
アルルの闘技場の物見の塔から見た風景を夕焼けのイメージで着色してみています。
アルルの作品だけでなく、鹿児島のスケッチもかなり追加する必要ありかも。
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今夜の教室/11月に向けて、、
http://sketchfarm.exblog.jp/14343899/
2010-08-06T14:37:41+09:00
2010-08-06T14:37:41+09:00
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アルル紀行2010
今は、曇ってきてなんだか雨になりそうです。
さて、今夜は中町スケッチ教室。
今日のテーマは「天文館を描こう!」です。
ご自分なりの「天文館」を魅力を求めてまいりましょう。
もうロケハンは出来ていますか?
という私は、まだロケハン出来ていません。歩きつつ探すつもりです。
6時に教室へ集合してください。
おそくとも6時30分までには、お集まりください。屋外に出発しますので、、。
イス、タオル、飲み物、、などをご用意ください。
スケッチブックはF6以上が好ましいですね。
さて、11月に開催予定のアルルスケッチ展の準備を進めています。
今回は大きな作品にも挑戦するつもりです。
現地で描いてきたスケッチや印象をもとに、体全体を使って表現できる
作品を展示するつもりです。
縦長シリーズとして着色を悩んでいたのですが、、、
結局こんな感じとなりました。
合計8点のシリーズです。
アルルの見晴らしの風景を、ワイド1.5メートルの木パネルに直接描く作品も製作中です。
ベニヤパネルに荒めのジェッソを塗り、直接ペンで線描きです。
これは現場ではスケッチできませんでしたので、写真と現地の印象をもとに制作しています。
これも着色をどうするか、、、悩んでいます。。
これ以外にも、もっと大きい作品を数点制作予定です。
線を強く、ダイナミックにひいてみたい!
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縦長スケッチ
http://sketchfarm.exblog.jp/14249067/
2010-07-23T09:47:25+09:00
2010-07-23T09:47:21+09:00
2010-07-23T09:47:21+09:00
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アルル紀行2010
細い路地を視線の先へたどっていくと、、、建物に両脇からはさまれた細長い青空がみえます。
この上下の視線の動きは、細い路地の空間と、
おもに両脇の建物の構造上の縦の線の集合によってなかば
強制的なものとなります。
ですので縦の線をうんと強調した絵を描きたくなり、画面も従って縦に細いものとなります。
なんだか難しいいいまわしになっちゃいましたね〜
とにかく今は、どんな風に着色するか、、思案中です。
それと、こんな感じで鹿児島バージョンもできないかな??とw
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アルル番外編〜ビールの旅2〜
http://sketchfarm.exblog.jp/14195597/
2010-07-15T16:39:00+09:00
2010-07-15T16:51:54+09:00
2010-07-15T16:39:59+09:00
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アルル紀行2010
なんかさみしい思いをします。(有料ではありますが)
今回の旅では、フランスまではKLMオランダ航空でしたので、
機内ではワインやビールなどを飲む事ができました。
僕はワインは苦手なので、もっぱらビール。機内ではもちろんオランダが誇るハイネケンでした。
アルル到着後も、ブラッセリー(ビールの飲めるレストラン)ではハイネケンが
おいてあるところが多かったですね。
アルル到着初日の夕食時に飲んだビールがこれ、
「クローネンブルグ(Kronen Bourg)1664」です。
さっぱりとした飲み口と、アロマな香りが特徴で、たいへん飲みやすく
後口もさっぱり。ドイツ的な明るい黄色のピルスナー。
後で調べてみたら、フランス・アルザス産のフランスシェア40%を誇るビールだとか。
1664という表記も、やはり1664年から醸造されているということで
古い歴史のある国民的ビールだったんですね。
「セーズソワサントキャトル」と数字をフランス語読みする場合もあるそうです。
フェットチーネやガスパッチョと併せていただきました。
あ〜また飲みたい!(現地で)
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南仏アルルスケッチ紀行5・最終(6月25~26日)
http://sketchfarm.exblog.jp/14193622/
2010-07-15T09:34:00+09:00
2010-07-15T14:22:46+09:00
2010-07-15T09:34:15+09:00
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アルル紀行2010
バスでレ・ボーという城跡へ行くということでした。
途中、ゴッホも描いたという「ドーテの風車小屋」へ立ちよりました。
きもちのよい風が吹いていましたが、風車は現在とまっていました。
で、そのレ・ボーという所、、、
よく調べていなかったので、どんな所なのかまったくわからず期待も
していなかったのですが、、
とても素敵なところでした。
・レ・ボー ド プロバンスについてはここが詳しいです。写真もいっぱい。
こんな光景がいっぱいです。
ここはよく写真で紹介されるような店です。
城内の小径を登っていくと古い中世の城跡がありました。
そこは眺めがとてもよさそうなのですが、僕は下から見上げて
スケッチしてみました。
この絵は1本のペンで、太さの強弱を意識して描いてみました。
先生はじめ他のスケッチャーさんの一部は、果敢に上まで登頂し、
見晴らしスケッチを大きな紙で描いていたようです。
さすがだな〜と感心しました。
というのも、僕はもともと大きな風景は苦手で、大パノラマ風景などスケッチ
できるわけがない。とはなからあきらめていたからですし、
描こうという気もおきなかったからです。
しかし、みなさんは違いました。
『美しい!=感動!=スケッチ!』
なのです。
多いに刺激と気づきをいただくことができました。
小さくまとまっていた自分が恥ずかしい。
それと、調査不足。
この日など、もう力が抜けて観光気分でこの地へきてしまっていましたが、
実はこの日、この場所こそ、締めくくりとして、気合いを入れて
スケッチすべき場所だ。ということを後になってきづいたのでした。
さて翌26日はもう日本へ向けて出発する日。
ほんとにあっというまの5日間でした。
マルセイユ空港へ向かう前の少しの時間を惜しんで、ホテル近くの
カフェのスケッチ。
さわやかな朝の雰囲気を醸し出してました。
帰りの機中はなんか早かったような気がします。
成田で先生はじめ、今回ご一緒させていただいたみなさんと別れのあいさつ。
またの再会を期しつつも、名残惜しかったです。
おまけ。
羽田〜鹿児島間の飛行機がかなりゆれて、しかもがらがらだったので、
遺書がわり?に1枚(笑
でもちゃんと鹿児島に着きました(爆
本当に皆様お世話になりました。
ありがとうございました。
またいつの日か、参加したいな〜。
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アルル番外編〜ビールの旅1〜
http://sketchfarm.exblog.jp/14161046/
2010-07-10T18:50:41+09:00
2010-07-10T18:50:40+09:00
2010-07-10T18:50:40+09:00
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アルル紀行2010
そう、日常の世界、しがらみから離れてその非日常性をおおいに楽しめるのが、旅。
というのが、昼間からビールを飲む言い訳です。
さすがに朝から、、という事はありませんが、今回も昼間から多いにビールを楽しみました。
フランスはワインの国。ですが、アルザスや北部フランスなどではワインができず
もっぱらビールを作っているようです。
ゴッホが「夜のカフェテラス」として描いたこの黄色い店がみえるカフェで飲んだビール。
最初グラスにかいてあるロゴがうまく読めず、、、
帰国して調べてみると、このビールはベルギーの「レフ修道院ビール」というものでした。
なんでも1100年ごろからあるとても古いビール造醸所で人気のビールらしい。
ピルスナーでしたが、コクがあり、アルコール度数が高かったです。
なにより量が多かったのがよかったかな(笑
この鐘の塔が見えるカフェでのスケッチは早朝。
さすがにビールではなく、エスプレッソをたのみました。
それにしても色付け作業、なかなか進まないな〜
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南仏アルルスケッチ紀行4(6月24日)
http://sketchfarm.exblog.jp/14121292/
2010-07-05T00:38:00+09:00
2010-07-05T00:48:22+09:00
2010-07-05T00:38:55+09:00
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アルル紀行2010
ミストラルもすっかりおとなしくなりました。
今朝は、アルルの町外れで朝市が開かれると聞いて、、相部屋のMさんと早起きして
向かいましたが、、
僕は自信満々にまったく逆方向へ向ってしまい、、Mさんにご迷惑をかけてしまいました。
遅れていったのですが、、まだ朝市は準備が整っておらず、
城壁をバックに準備をする小間物屋さんをスケッチ。
描き終えて、急いでホテルへ帰りました。
なぜなら、、今朝はあのゴッホの絵で有名な、「はね橋」へバスにのって向かうことに
なっていたからです。
あの跳ね橋は、のどかな田園を美しい川のほとりにたたずんでいました。
この橋はゴッホが描いたものを復元した橋だそうですが、
時間もたっぷりあるということで、草むらに座り込んで、
気持ちよ〜く、ゆったり描いてみました。
先生やほかの参加者の皆様の作品をかいまみた影響からか、、
なんだか初心に返ったかのような絵になりました。
描き上がってほっとしたので、みなさんより少し早めに街へ帰りました。
街スケッチの続きをしたかったからです。
たまたまご一緒になった佐々木さんとともにアルルの画材屋へ。
そこで、F1とG1サイズの小型スケッチブックを買い求め、、
昼からは、路地スケッチの小品を、散歩しながら描いていくことにしました。
オープンカフェのピザ屋さんでスケッチ。
店番の少女が美しかった。
アルルの街かどはこんな風景ばかり。楽しいです。
路地をあるいていたら、、黒猫くんがじっとみつめてきましたので、
こちらもぐっと視線をあわせてスケッチ。
猫くんはまったく逃げずにモデルをしてくれました。
このあと、ローヌ川にぶつかり、川のたもとに座って、川のパノラマスケッチを
のんびりしましたが、夢中になりすぎて、紙の裏表に書き込んでしまうという失態を。
ですので、アップできません(爆
ホテルの方角へ戻っていき、、近くの広場をスケッチ。
明るくて適度な広さのここちよい広場。
この夜は一人で街を散策。食事を兼ねて飲みにでかけました。
おいしいワインと食事を楽しみ、一人旅の気分も少し堪能。
ホテル近くへもどると、なんだか騒がしい。
聞くと、アルルの夏至のお祭りが開催されていました。
アルルの伝統衣装に身を包んだ美しい女性たちを黒い服装の楽団による
歌や踊り、、火の儀式など、、。
アルルの女性をスケッチしたいな〜と思いつつ、スケッチブックを抱え、口をあんぐり
していたら、一人のおばあさんが、、
「あの子達を描いてあげて!声をかけてあげるから、、」(想像)と
民族衣装の彼女達のそばへと、誘ってくれました。
せっかくだからと、スケッチャー仲間のKさんとAさんもさそって対面スケッチ。
てれくさそうにしながら、おとなしい感じの子と、ちょっと勝ち気でおしゃべりな
感じの二人がモデルになってくれました。
二人とも女性のKさんたちのほうを向くので、僕は目線のスケッチができませんでした。
でも、かわいかったな〜。
ちなみにこの祭り、あの「世界ふしぎ発見」のクルーが取材にきていました。
イベントの司会者が、何度も「日本からテレビの取材がきています!」と
叫んでいましたよ。]]>
南仏アルルスケッチ紀行3(6月22日)
http://sketchfarm.exblog.jp/14096414/
2010-07-01T16:12:00+09:00
2010-07-03T11:24:38+09:00
2010-07-01T16:12:26+09:00
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アルル紀行2010
まずは旧市街地の中心、闘技場へ向かう。
闘技場の正面階段には、まだ人の姿はまばら。
朝の新鮮な空気をすって、、
階段上から下を見下ろすとなんともいえない町並みでしたので、まずはここから。
スケッチはこんな感じ。
ゆったり、じっくりと描いてみました。
ちょうど下にOさんがいたので、画面左下に入ってもらいました。
半分ほど描いていくと、だんだん人が多くなり、、遠足の子供達やらに
囲まれたり、騒々しくなってました。
描き終えて、すぐアングルを変えて闘技場を描きました。
ちょうどいいアングルのところに腰掛けて、、
横にあるカフェで缶ビールを買って準備万端です。
これはやや強く、早く描いてみました。
これで午前終了。
お昼からは、違った角度からまた闘技場を。
今度は、路地からみえる物見の塔を描きました。
これもゆったりと。
F8を3枚描いて、ちょっと疲れました。
散歩がてら路地裏へ、、、
日陰のすずしそうなパン屋さんのようなカフェで休憩。
よくみたら面白い路地だったので、例のF8の半割を持ち出してスケッチ。
かなりラフに描きだして行き、、ダーマトで陰影を強調したら
けっこう面白い絵になりました。
明日はゴッホの跳ね橋へ向かう予定。
F10とか全紙を持ってきたらよかったな〜とちょっと思った日でした。]]>
アルルスケッチ紀行(アルルのこと)
http://sketchfarm.exblog.jp/14094660/
2010-07-01T10:24:00+09:00
2010-07-03T11:25:05+09:00
2010-07-01T10:24:59+09:00
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アルル紀行2010
あえてアルルという街のことについては、ほとんど調べることをせず向かいました。
先入観をもたず、第1印象を大事にしたほうが、いいモチーフと出会えるのでは?
とおもったからです。
またどんな人たちと出会うのか、どんな行動になるのか?
どんな旅になるのか?全く想像ができません。
今回は団体行動なので、事前にひとりよがりに計画をたてたところで
それがかえって他のひとの迷惑になるかもしれない、、
などと考えたりという理由もありました。
なんとなく田舎の田園風景と場末の小さな田舎町、、、を想像していたので、、、
アルルの旧市街や、
ローマ時代の巨大遺跡、
大聖堂のある教会やオベリスクのある広場など
あまりにも素敵な町並みに一目惚れ!
どこを見ても描きたい!という思いにかられてしまいます。
ゴッホが入院した病院、
ゴッホが暮らした家の跡。
いまはもうありませんが、家の絵の遠景に見える鉄道橋は現存していました。
アルルはフランス南部の街ですが、昔にはローマの勢力下にあり、
ローマにあるような闘技場や水道橋など、、の遺跡が現存する街でした。
もちろんゴッホが晩年暮らし、絵を描きまくった街として名前だけは知っていましたが、
町の人や子供達からもいじめられ、大好きな友達ゴーギャンからもいろいろいわれ、、
あまり街の絵はかかず、郊外の田園や田舎の橋などをもっぱら描いていたようです。
だからアルルは田舎の印象があったのですね。
闘技場にある物見の塔からアルルの街を見渡すと、、
南欧特有の瓦屋根ごしに
遠くにプロバンスの日の光を受けて輝くローヌ川が見えます。
こんな街をあこがれの先生や仲間達と歩いているのですから、、
やっぱり、どうも浮き足立っていたように思います!
出足に走って描き散らかしてしまい、、、
ついでにビールやワインも飲み散らかしてしまい(爆
落ち着いて街のありよう、自分が描くべき絵とは?
自分がひくべき線のありようとはなにか?
など考え始めたころには、、、
もう帰りの飛行機の中でした!(泣
反省しきりです。
しかし!反省ばかりしていてももう時間はとりもどせませんので、
描いてきたスケッチを仕上げること。
スケッチをもとに、全紙や大型パネルなどに拡大したり、あらたに
作品を描き起こしたりすること、、などに力を入れていきたいと思います。
それしかないですね(笑
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アルルスケッチ紀行(永沢先生のこと)
http://sketchfarm.exblog.jp/14087774/
2010-06-30T11:43:00+09:00
2010-07-03T11:25:32+09:00
2010-06-30T11:43:09+09:00
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アルル紀行2010
今回のスケッチツアーで得たものは本当にたくさんありましたが、、
そのなかでも最大のものはなんといっても、
師匠である永沢先生と一緒にスケッチできたこと、
先生がスケッチされるところを直に拝見できたこと。
先生のお話が聞けた事でした。
自分の父親(現在、病に倒れている、、)とほぼ同じ年齢である先生ですが、
その行動力、生き様、、、に側で触れることができました。
「スケッチする対象をえらぶのは、結婚相手を選ぶことににている。だから慎重に選ぶこと。
けっして妥協はしてはいけない。
しかし一旦決断したら、最後までとことんつきあわなければならない。」
(スケッチの対象について)
「あえて○○らしい所は描かず、独自の視点を求めること。でないと絵はがきのような
絵になってしまう。」
などのアドバイスをいただきました。
その他、食事中などにいろんなお話をお聞きすることができました。
かのプッシュピンスタジオのミルトングレーザーとの出会いや、
ニューヨークの新聞に絵を連載された際のいきさつ、、
など、その全てをご自分の絵を通して、出会いやチャンスをつかんできたこと、
1流の行動は1流を呼ぶんだなあ。とあらためて実感しました。
永沢門下生のよいところは、学歴や職歴をとわず、会派や派閥もなく、
ただ純粋に絵に向き合う人々が集い、楽しみ、切磋琢磨しているところ。
その職業も様々であり、
多くの方が、美術の専門的教育や経験が無いという方がほとんどである。
私は、幸いそういう経験があったものの、
一時はその全ての経歴や人間関係を捨てて移住し、別の仕事についたうえ、
あげくの果てにまたその仕事を離れざるを得なくなり、、、
全てを失って挫折感にうちひしがれていた時に、
絵を描くことの楽しさを改めて実感させてくれたのが、永沢先生の本でした。
それ以降、絵を描く事を中心に、なんとか生きているのも永沢先生のおかげなのでした。
永沢先生にとっては今回のアルル行きは18年ぶりという事。
前回はゴッホの足跡をたどるという企画で、その作品は個展として発表、図録にも
なったそうです。
(今回その図録をなんと成田空港でいただいてしまいました!)
異邦人としてのゴッホと、ニューヨークで暮らし絵を描き続けた先生ご自身と
重なりあう所もある、、、ということでゴッホにご興味をもたれていたそうです。
私には、ゴッホはアルルでどんな思いだったか、
計り知ることはできませんが、ゴッホが見、歩いた同じところを、ほんの少し
トレースしたことで、あらためて絵を描く事への力をいただいたように感じております。
写真は、いただいた図録です。素敵で中身の充実した内容です。
先生の絵は、現在もなお進化と成長を続けていて、
後進の私たちに勇気と、絵に取り組む姿勢を示し続けています。
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南仏アルルスケッチ紀行2(6月21日)
http://sketchfarm.exblog.jp/14074845/
2010-06-28T18:05:00+09:00
2010-07-03T11:25:53+09:00
2010-06-28T18:05:21+09:00
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アルル紀行2010
この日からは皆さん、めいめい一人で街を探索。
スケッチポイントを探しつつ歩き始めました。
僕は、午前中F4のスケッチブックだけもって歩きました。
小さい作品をできるだけ描けたらと思いました。
ただし、風が強いのと、寒いのが難点でした。
●広場から続く路地
これはホテルからすぐ近くにある市庁舎広場の日だまりに座って、
左方向を見て描きました。
アイスクリーム屋さんが準備を始めましたが、寒そうです。
●鐘楼がみえる街角
寒い中歩いていると、鐘楼が遠くに見える素敵な路地が、、
日陰のカフェに座り、コーヒーを注文。
細くて早い線でスケッチ。
●ピコットの泉
あまりに寒いので街はづれのスーパーで安いセーターを買いました。
さっそく着込んであるくと、日差しが強くなり、、、
あったかそうな日の当たるカフェに、近藤麗子さんがスケッチしていたので、
となりに座って並んで同じところをスケッチ。
描いていたら、結局セーターを脱いでしまいました(笑
でも、あこがれ?の近藤麗子さんとお話ができてよかったです。
午後は、、思いついてF8号をたて半分に切って、あらためて街へ。
路地をビュッフェ風に縦長で描きたくなりました。
●縦長シリーズ1(時計塔がみえる)
●縦長シリーズ2
●縦長シリーズ3(オベリスク)
●縦長シリーズ4(上り坂)
まさに絵になるような坂を発見。
面白いですが、さすがに疲れてきました。
ゴッホの夜のカフェ(黄色いカフェ)の隣のカフェに入って休憩。
みんなワールドカップのサッカーに夢中です。
●カフェにて
またしてもビールをたのんだら、、とても大きくて嬉しかったです(笑)
この日は計8枚。これで終了でした。]]>
南仏アルルスケッチ紀行1(6月19〜20日)
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2010-06-28T01:18:00+09:00
2010-07-03T11:26:22+09:00
2010-06-28T01:18:55+09:00
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アルル紀行2010
ずっと参加したかったのですが、今回先生からお誘いがあり、
家庭の事情など(笑)顧みず、一も二もなく即答で参加を決めたのでした。
今回は南仏・プロバンスの「アルル」という街。
かのゴッホが愛し滞在した街としても有名です。
18日に東京に前入り、友人の家に泊めてもらって、、
(ついでに築地など案内していただき、、Mさんありがとう)
19日に成田集合〜一路経由地アムステルダムへ。
永沢先生にはまさに5年ぶりの再開。
全くおかわりなくお元気の様子に感動しました。
また、昨年こられた佐々木さんとも再開。こちらもとてもお元気でよかったです。
19日のお昼に飛んで、深夜にアルル到着、20日は下見を兼ねて街の偵察でした。
本当に予想を超えて美しい街。しかし寒さと風の強さに参りました。
19から20日にかけてのスケッチは以下の通りです。
●成田へ向かう車中にて
●経由地アムステルダムのカフェ
●経由地アムステルダムの空港にて
●アルル20日の昼食
●アルル・時計塔のある街
●アルル20日の夕食
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