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つかの間

個展が終わると、いつも、どっと肩の荷が降りて、しばらく抜け殻のようになります。
それが今回のような小品展であっても、やはり気を張っていたのでしょうか、
しばらく、何も本腰を入れて取り組むことができなくて、
なんとかルーティーンの仕事をどうにかこうにかこなすような日々です。

しかし、そうこうしていても、個展の際にご注文いただいた絵の制作や、
溜まっていたデザインの仕事、店の畑仕事、そして今回三年ぶりに開催することになった
ODKの調整ワークなど、だんだん背中を押されるようなプレッシャーが、、、(笑)

さて、先日古い友人の姿をお見かけし、
夢を捨てずに元気で頑張っている様子に、とても嬉しくなりました。
だんだん年を取っていって、私の周りではすでに亡くなってしまった友人もいるし、
残された時間、やるべきことを充実してやっていきたいものです。

あ、どうでもいい事ですが、最近、これまで数十年毎日飲んでいたお酒を控えるようになりました。
特に趣味もない私にとって、仕事終わりのお酒は唯一の楽しみでしたが、ある日 お酒に支配されている事に情けない気がして、お酒を辞めてみると、案外あっけなく飲まなくても大丈夫な自分がいました。

夕食後の飲酒を止めると、いい事がありますね。
夜に温泉や映画に出かけられるようになったり、
あともう一踏ん張り仕事ができたり。
体も軽くなったようにかんじますしね

画像の絵は、日常を描いてみようと描いてみた習作でしたが、
なかなか気に入らず、結局は潰してしまった途中の絵です。
まだ線と色が混在し、悩んでいるように見えます。
少し暗いですしね、、
何か、可能性は感じられるのですが、、

このOrdinaly Blueシリーズは、通常のスケッチと並行して
続けていこうと思っています。

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by sketchfarm | 2019-06-08 21:31 | ひとりごと | Comments(0)

尊敬する画家お二人

今回の個展で来ていただいた画家の中で特に私が個人的に尊敬する絵描きさんお二人をご紹介します。

一人は姶良市の村山久光さん

村山さんはかねてより、姶良市近郊の穏やかで、何気ない里山の風景を優しいタッチと明るい色彩で描く画風であり、何より現場主義の立場の画家です。

求める絵の光具合が時の流れで変化すると、
制作を中断、また来年の同じ時期まで待つ。
そんな事を平然とやってのける人。

何より「絵以外の事は全て捨てたいんだ。人生の時間を絵を描く事だけに使いたい。」という姿勢は、なんでもかんでもやってしまう私の生活スタイルに衝撃を与えてくれます。

先日初めて氏のアトリエにお邪魔した時、その清貧としか言いようの無い暮らしぶりに加え、私も実は大好きなオフコースのテープ!をかけていた事に、この人だ!って勝手に決意させられました(笑)

あともうお一人は、西健吉さん

西先生はかつて松陽高校の同僚などと言えばおこがましい限りですが、授業のある日に準備室が一緒という幸運に恵まれ十数年来のお付き合いがあります。

二科会の理事をお勤めになる、日本画壇のまさに頂点に近いお立場にもかかわらず、まさに実るほど垂れる稲穂かな。を地でいく優しくお茶目なお人柄に加え、
小磯良平や吉井淳二などの後継よろしく、ザ・洋画!という気品溢れる画風とタッチは、凛として爽やかな風が吹いて来る画面を創出されます。

お立場やライフスタイルが正反対のようなお二人ですが、どちらも絵に関しては、誠実そのものであり、いわゆる画品というものを持つお二人。

絵を描く事は、人が生きる根源的な表現であり、人が歌を歌うことと同じように、ご飯を食べ、息を吸うような、当たり前で大切な変わらない何かを持つ営みなんだという事に気付かされます。

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村山さんのアトリエにて。
木枠に複数年にわたる制作日のメモが!

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来廊された、お洒落な西先生と。




by sketchfarm | 2019-05-26 02:04 | ひとりごと | Comments(0)

令和のはじまり

昭和の終わりの時は、大阪の伊丹空港で深夜作業をしていたことを思い出す。
関西電力のショーウィンドウの施工工事でデザイナーとして現場監督だった。

その後は確か、慣れない東京での仕事に心身共に疲れ果てて、
帰阪して、、会社をやめて無謀にも独立。
仲間と共に、夢中になってがむしゃらに働いた。
阪神大震災が起こったり、、、
その後、環境問題や農業への渇望に取り憑かれ
西日本各地やベトナムまでさすらった後、鹿児島へ。

生活も仕事も何もかも一からのリセットで、振り返れば無茶なことだったが、
やる気と好奇心の日々で何も辛くはなかった。
しかし、これから、、という時に病気。
またもや、何もかも失って転居。

またゼロからのスタートで、改めて絵を描き始めたのが2005年。
スケッチ会の活動やカフェ、高校の教員、有機農業の検査、地域の活性化の仕事など、
自分にしかできないこと、やりたいこと、、そんな仕事にも恵まれて、今に至っている。

最近、この支離滅裂で一貫性のない人生も、
ようやく何か意味があるような、繋がっているような気がして来ました。
言い尽くせないような辛いことも幾度もあったけれど、

いつも散歩する近所の風景がとても美しく感じたり、、
有機農業のことを絵やデザインで伝えたり応援する機会に恵まれたり、、
今ここにいることに感謝し始めている自分がいます。

令和の時代も、どうかよろしくお願いいたします。

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by sketchfarm | 2019-05-01 11:05 | ひとりごと | Comments(0)

Ordinary Blue

インダンスレンブルーと言う青が好きで、
この色一色で描くスケッチをこれまで描いて来ました。
5月に予定される個展では、この手法の小さな作品を
出来るだけ発表したいと思います。

私が日々の中で美しいと感じた光景を、
青一色で、一気呵成に描くことで、その感動を私なりに留めたいのです。なので、スピード感はとても重要で
その意味でこれもある意味スケッチなのです。

個展の詳細は改めてお知らせします。

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by sketchfarm | 2019-02-27 02:55 | ひとりごと | Comments(0)

最後の授業

今日、受け持っている高校の3年生の最後の授業でした。

2年と3年と2年間一緒に学んだ生徒もいるし、3年次の1年間だけ
一緒になった生徒もいます。

最後の授業の時は、この1〜2年の間、何を学んだのか振り返りをした後、
ちょっとした送別会的なことをします。
今年は、楽器演奏などはしませんでしたが、
和やかに寄せ書きを書いたり、楽しい時間を過ごしました。

いつも時間の余裕がなくぎっちり課題に取り組んで来たので、
のんびりと冗談を交えながら、お話などするのは初めてかもしれません。
もっと生徒たちと、音楽や映画を共有したり、デザインやアートの話を
したかったなあ。

今年の3年生は、穏やかですが、芯のある真面目な人が多かった。
和やかに真摯に制作に取り組み、古いロックを聞くような音楽の趣味が合う
生徒が多かったでした。

進学する人、就職する人、まだ受験が終わってない人、色々な状況の生徒たち。
2月からは自宅待機となり、今度会う時は卒業式かな、、
色紙で描いてくれた私は可愛すぎですね。

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by sketchfarm | 2019-01-29 18:31 | ひとりごと | Comments(0)

菜園6

久しぶりの「菜園」シリーズです。

もうお気づきかもしれませんが、このシリーズの連載は、、
1から2、3、、と進んでいく流れではないんですね。
実はスターウォーズのように、4から始まって、5、ときて、
1、2、3と進んで来ました。時系列的には。

3では、とうとう軽トラ1台で、鹿児島の南端、頴娃町まで走って来たところまででしたね。

頴娃町に着くまでに、鹿児島の各所の有機農家さんのところへ回って、しばらく滞在。
農家の暮らしぶりや、地域のことなど、作業をお手伝いしながら取材しつつ、
定住場所を選ぶ旅でした。

で、結局頴娃町を選んだわけです。
なぜかというと、、単純に一目惚れ。大野岳という山の頂上から見える、
雄大な東シナ海と裾野に広がる大地の大きさ、、

日本一の景色だと思いました。
そういう理由で決めるのも不謹慎かもしれませんが、
鹿児島のどこにも縁もゆかりもない立場の人間とするならば、
結局のところ、自分自身の感性や感動しか寄る辺がないのも事実でした。

ビジネスならば、効率や利益などを優先するのでしょうが、
私にとって、農業とは生き様、ライフスタイルでしたので、
いかに辺鄙なところだろうが、あまり関係はなかった。

とにかく、頴娃町で農業を始める頃には、自分なりの条件がありました。

それは、有機農業の専業で生きること。
要するに、農業1本で生活すること。
嫁さんをパートに出さないこと。

それじゃないと、農家としての発言も軽く、説得力もないと考えたからです。
収入の流れが別にあって、経済が確保された上での農業だと、
所詮は周囲からは、趣味だと道楽だのと言われてしまいます。

都会から来て、農業の経験も、地縁も親戚もないところに来て、
それでも農業で生きて行けるんだ。ということを証明してやる。

そう意気込んでいました。意地もありました。

大阪を出る時、家族や友人、知人など、
素人で、経験も体力もないお前が、農業で食って行けるわけがない。
など、散々言われたからです。

これが帰って反骨心と大きなモチベーションとなりました。
絶対、やってやる。
移住して新規就農して、農業だけで食って行けることを証明してやる。

そんな風に意地になってたんですね。

(今となっては、ちょっと方向性がずれていますね。その頃は気づきませんでした)

つづく

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画像は2003年ごろ。(移住して5年目)
米ぬかを使ったボカシ肥料作りの様子。
腕や顔つきが今よりかなり精悍な感じですね。




by sketchfarm | 2019-01-28 21:14 | ひとりごと | Comments(0)

ギャラリートーク

今日は姶良市加治木町にある加音ホールで
姶良10号美術展のギャラリートークを担当してきました。

実行委員として関わって3回目。
そして審査員としては初めての今回の10号美術展。

時間前に会場入りしましたが、
スケッチ会の方が来てくださっていて、とても
心強かったです。
結果としては、かなり多くの方が参加してくれていて、
逆に緊張してしまいました。

作品の批評や評価など出来ないので、いい作品を
一緒に分かち合おうと思っていたのですが、
想像以上に自分の作品に対する言葉のボキャブラリーが
貧弱で、それに一番驚きでした。

しかし展示作品の多様性と魅力にどうにか救われつつ
拙い説明を終えることができました。

ご参加下さった方々本当にありがとうございました😊

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by sketchfarm | 2019-01-26 23:44 | ひとりごと | Comments(0)

子供たちの絵の審査

姶良市から、子供たちが描いた絵を選んでほしい。というご依頼が、、。

400人以上の子供たちの絵の中から、
大賞を1点。
そして入賞作品を数十点選ぶ仕事でした。

おそらく役場の方は、立場上選べないのだと思う。
で、どういうわけか私一人に、選びなさい、と、、、。

本来であれば、
お子さんの作品はどれもどれをとっても、唯一であり、無二であります。
それぞれが輝き、意味をもち、心がこもっており、自由奔放に遊ぶ
全てが最高賞だと思います。

だけど、一つを選べ、というのが私に託された仕事なのです。
なので、しっかりと制定基準を設定し、
理論的に、どなたがその結果をお聞きになっても
納得いただけるように、選ぶのです。

私は誰かに選ばれたり、評価されたりするのはあまり好きではありません。
だけど、選べというお仕事であれば、
難しい仕事ですけれど、
受けた以上は求められる最高の仕事をしようと努力するのです。


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by sketchfarm | 2019-01-17 12:48 | ひとりごと | Comments(0)

納品前

遠くに住む娘さんに、1才の誕生日を迎えるお子様の絵を送ってあげたい。

そうした依頼を受けて描いた作品が完成し、ただいま納品待ちです。
依頼主様にとってはお孫さん。
気に入っていただけたらいいのですが、、
ご依頼を受けて描く絵はいつも納品時に緊張するのです、、

赤ちゃんの絵って、やっぱり難しい!

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by sketchfarm | 2019-01-12 14:43 | ひとりごと | Comments(0)

カモコレのデザインの仕事が始まりました。

一昨日までの絵画制作から、一気に180度転換。
これから大晦日まで怒涛のPCデザインワークへ。

これはこれまで10年のあいだ続けてきた、地元・蒲生町の
まち磨きイベント「カモコレ」の仕事。
来年の2月で12回目の開催となります。

毎年、この時期になると、カモコレのガイドブックのデザインに追われて、
年末年始、かなりキツイ作業に終われる事になります。
正月明けには印刷に出さないといけないので、、
大変です。

目と腰と、無い頭脳との勝負の季節です(笑)

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by sketchfarm | 2018-12-23 16:56 | ひとりごと | Comments(0)