坊津スケッチ1

10月28日(土)、天気上々。
予定通り、鹿児島県薩摩半島の南端、坊津(ぼうのつ)町へ
水彩スケッチ教室の仲間とともに、日帰りスケッチツアーを敢行しました。

教室の生徒さんの中に、その町で生まれ育った方がいらして
その方のご案内で、かな〜りディープな坊津を堪能できました!

まずはお弁当を海の見える木陰で食べて、、、(笑)
生徒さんの作ってくれた焼き芋、皆がもってきたお菓子の交換、、、
もうこれで充分満足なのですが、、

リアス式海岸に映える山、透き通った海、アクアマリン、セルリアン、コバルト、、なんとも形容
しがたい海の青に、一堂感動しながら、あまりに美しく大きい風景は「こりゃ描けんわ、、」と
退散、ロケ地であった漁村へ移動。

おそらく何百年、千年以上前からあるとても古い漁村と交易の町らしく、
漁村特有の風情の中に、、石畳の路地、石垣、倉の跡など
味わいのある光景がぎっしり詰まった町の雰囲気に興奮してしまいました。

スケッチに当てられた時間は2時間、今日は好きに描いてもらおうと言う事で、
みなめいめい好きなポイントへクモの子を散らすように、向かっていきました。

今回は竹ペンを使用してみました。
ピグマペンの固さ、フェルトペンの甘さに、悩んでいた今日この頃。
何とか味のある線を求めていたのですが、先日見た和紙ギャラリーの野田さんの
素敵なスケッチに使用されていた竹ペンを試してみました。

なんとか3点描きました。
まずは船だまりの風情に惹かれまず1点。

結果はこんな感じとなりました。
雰囲気はいいですが、描写力をどうフォローするかが問題です。

F4ワトソンペーパー セピアインク 竹ペン

坊津スケッチ1_f0091634_141332.jpg

by sketchfarm | 2006-10-29 01:39 | 鹿児島スケッチ | Comments(0)
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