線なしスケッチ

基本は「線」による水彩スケッチ教室なのですが、
昨日の中町教室では、初めての試み

「色によるスケッチ・線の無いスケッチ」

に取り組みました。

通常は、下書き無し、消せないペンによるスケッチ、
いわゆる「永沢流」を基本としたスケッチを楽しんでいる教室ですが、
ペンをいったん置き、対象と向き合いつつ、「色」「ボリューム」を優先し、
形はその次、、、という方法で取り組んでみてもらいました。

私自身、いつもながら前実験もせず、楽しみながら実験させていただきました。

難しいのは、筆での形のとりかたや、筆での線の筆致のコントロールが
慣れていない分、うまくいかない、、もどかしい、、、う〜ん。

でも、いざやってみると、、、楽しい!
なんでだろう、終わりや結果が見えない不安の中で、そのプロセスの中で
テストを繰り返し、繰り返し連続させることへの期待感がワクワクしたのかな?

f0091634_9583488.jpg


参加された皆様も、それぞれその個性や性格(?笑)に応じて
素敵な画面を構成しておられました。

なんなんだろう、この絵を描くことの楽しさって!
ただ前にあるものを平面に写し取ることだけなのに、、、。

今朝、ダーマトや金色、白色などを少し加えて一応の完成。
終わりがどこかわかりませんが、ちょっとここで寝かせてみます。
この画法では圧塗りなので、足し算だけでなく、引き算もできるので無限なのです。

f0091634_9591535.jpg

(F8ワトソンブロック、透明水彩、アクリル、ダーマトライト)

と同時に、いかに普段「線」に依存しているか、強烈に実感。
「線」の重さ、大切さも、、です。

教室では、Tさんが持参した小さな植物画に感銘!
素晴らしい出来映えに、対象をじっくりやさしく向き合う大切さも
あらためて学ばせていただきました。
またHDさんのいつもながらの筆づかい、筆で完璧に形態を表現されているのにも
驚嘆しつつ、佐伯祐三の感動に酔っていた自分が少し恥ずかしくなりました。

しかし、ここの教室の良さは自由でなんでもやって見れること。
生徒さんたちの技量や実力が着実に付いてきている今のこの段階、
次のステップへ登っていく途上かもしれません。

スケッチ教室の忘年会は20日(火)午後6時からに延期となりました。
16日(金)がどこもいっぱいでとれないんですって。
生徒の皆様にはあらためてメールでお知らせいたしますが、
ご参加ご希望の方はどなたでもどうぞ。早めにご連絡ください。
by sketchfarm | 2011-12-03 10:11 | 終わりなき絵 | Comments(5)
Commented by ぐぅ at 2011-12-03 11:36 x
楽しそうな感じか目に浮かびました。
幽霊でイベントのみ参加の私でしが、スケッチツアーに行けなかったから、忘年会は参加させてもらっていいですか?
Commented by sketchfarm at 2011-12-03 11:54
ぐぅさん、忘年会ぜひぜひ!詳細きまったら連絡しますね。スケッチツアーも楽しかったよ!
Commented by hidaka at 2011-12-09 22:13 x
佐伯作品への感動話、楽しく聴かせてもらいました。心揺さぶる美との出会い…なかなか無いのでうらやましいです。

色によるスケッチは、常々やってみたかった試みでした。
色筆をペンのつもりで使いながら形や面を取った後に、ペンの黒い線で形を取って仕上げました。
いつもとは逆の手順で、まず色を塗った上からペンスケッチするとどんな感じになるかが体験できて面白かったです。ちょっとした手順の変化で新鮮な感じが味わえました。
Commented by sketchfarm at 2011-12-13 09:43
hidakaさん、またまた書込みの確認が遅れました、、新しいコメントがあったら何か表示があればいいのに、、。そうですね、手順を変えるだけで新しい発見がありますね。
Commented by hidaka at 2011-12-13 15:50 x
こちらこそ、すみません<m(__)m>
ブログの仕組みがよく分かってない上に、書き込みが遅いので、気づきにくいのだと思います。
ちなみに、11/30の記事にもコメントさせてもらいました。
<< 終わりなき絵12/2、12/9 明日の教室 >>