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北からの贈り物

山形に炭焼きをしている友人がいます。
その彼から、「いま石巻に炊き出しの支援にきています」というメールが。

何でも物資と人出が足りないので、なんとかお願いします。とのこと。
物資は特に野菜が不足しており、ボランティアしたい方は、
新潟あたりまできてくれたら迎えに行きます。とあった。
詳しいことは相談してやれることはしようと思っています。
なにかできる方は、一声かけてください。


先日、北海道から素敵なプレゼントが届きました。

「MATO」という文庫本。

北海道、旭川で活躍されている小川けんいちさんという方が書かれた本です。
スケッチ仲間で、2009年の「永沢まこと賞」をいっしょにいただいた方でもあります。

なぜかいきなり送られてきました。

で、とりあえず開いてみると、、、「すごい!」のひとこと。

マイブックという白紙の文庫本をこれまで4年半で16冊分描ききり、
その5500点にもおよぶスケッチから373点を厳選して文庫本としてまとめた、、、とのこと。

その流れるようなやわらかい線で描かれたスケッチ群にただただ
圧倒されるばかり。

ひとことでいうと、、、元気がいい!

人物も笑顔が多いし、なんでこんなとこ描くの??というものでも
なんでもモチーフになってる。
ぶっさいくな(失礼!)おっさんやら、信号まちの車内からみたバイクの人など
どんなものでもモチーフに成り得ている。
小川さんに照準を合わされ「MATO」になってしまうと、もう逃げられません(笑)

描くことが大好きでたまらない。
人が、町が大好きでたまらない、、。

そういう気持ちがストレートに伝わってきて、元気をもらえました。


自分はというと、、、

美しいものを描こう、
美しい人を描こう、
絵になる風景を探そう、、
個展でかざれそうな絵を描こう、、、

などという思いが無意識にあるんだろう。
無駄な絵を描きたくないという心理もあるかもしれない。

でも小川さんは、そんな事をおそらく、これっぽっちも考えてはいないはずだ。
描きたいからかく、、というより、
描かねばおれない、知らないうちに描いている。そんな感じだ。


おかげさまでここ最近、あまり描けていない自分を発見。

1歳になったばかりの息子のスケッチを初めてみました。

ありがとうございました。

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※あろうことか、「MATO」の作者の方の名前を間違って紹介していました。
大変失礼いたしました。訂正しておわびいたします。
by sketchfarm | 2011-03-26 21:24 | ひとりごと | Comments(2)

このところ

寒い日々が続いていますね。

今、私がお借りしているお家はかなり古いお家で、
あらゆる部屋のふすまや建具をしめても、上か下に3センチ以上の隙間が
できるような状況でして(柱が斜めになってしまっている)、
冬は暖房効率がすこぶる悪く、朝起きたら室内気温が0度ということも
しばしばです。

朝起きて子供達が室内で凍死していないか、、
なんてちょっと冗談みたいな心配をここ南国・鹿児島でしているなんて、、
(ここ10年以上、ずっとこんな生活ですがw)

はやくあったかくなってほしいです。ほんと。


正月開けから、2月の中旬くらいまで、
ちょっとたてこんだ仕事(デザイン業のほうです)
が入ってしまって、スケッチワークがあまりできていない状況です。
生来、かけもちができない不器用な性分なので、デザインをしている時は
そっちに集中しないと、そっちがおろそかになってしまいます。

なので、ブログ更新もなかなかできないでいました。
はやくデザインの仕事をまとめて、街へ、自然へ、スケッチに出かけてみたいと
思っています。


そういう意味でも、スケッチ教室という場は、
私にとってもどんな時でも絵と向き合い、楽しみ、学べる場所であります。
本当にありがたい事です。

4日(金曜日)の中町教室は早めに集まって天文館をスケッチしましょう。
ロケハン的に、小さめのスケッチでも良いし、何回かに分けて大きめの
スケッチブックに徐々に描いていく、、でもかまいません。

集合は午後2時・一応5階の教室ということにいたします。
(上が開いていなかった場合、1階のエレベーター前で集合)
ミーティングの後、スケッチポイントを探しにいきましょう。

午後5時には再集合。
新年会は6時より、いつもの幹事さん(Oさん)が設定してくださっている
韓国料理屋さんで行うという事になっているようです。
ありがとうございます。

こちらはスケッチするかしないかは自由ですので、お気軽にご参加ください。
新しいメンバーも参加されるとこになっていますので、お楽しみに!


お天気がよければいいですね!
by sketchfarm | 2011-01-31 11:24 | ひとりごと | Comments(0)

2010年

早いもので今年ももう終わり。

今年はどんな年だったか、、ちょっと振り返ってみます。

1月 冬の「のんかたスケッチ会」で開けた年。
   「永沢まこと賞」受賞!、天文館ぴらモールスケッチ制作

2月 ひなまつりスケッチや基本演習など

3月 第3子(男子)の誕生、加治屋町教室の終了

4月 中町教室の開講、マルヤガーデンズ教室生徒作品ロビー展

5月 円筒、文字の演習とその応用の「お菓子のパッケージ)スケッチ
   リビング第6期教室開講

6月 中村さんソロライブ、おぎおんさあ扇子制作、アルルスケッチツアー参加

7月 「人間採集」スケッチ実施

8月 夏の「のんかたスケッチ会」

9月 作品検討会(グループ展にむけて)、リビング第7期開講

10月 スケッチ教室生徒作品展(姶良中央図書館)、マルヤガーデンズスケッチ大会
    個展「アルルと天文館」(マルヤガーデンズ)

11月 東川隆太郎さんとのトークショー(マルヤガーデンズ)

12月 作品展示(アミュプラザ・東急ハンズ)
    スケッチ1日体験教室(リビング・サロン・ド・シフォン)
    模写の演習、お正月スケッチ
   



年明けから「永沢まこと賞」をいただき、アルルスケッチツアーに参加出来たのも
大きな出来事でした。
永沢先生とスケッチをご一緒できる機会をいただき、また多くのスケッチ仲間と一緒に
スケッチできたことも、励みになりました。感謝です。

生徒さんによるグループ展などの機会で実感できましたが、
生徒さんお一人お一人の成長が著しい年でもあったように感じます。
それぞれの個性やテーマが見えてきたようです。

アルルスケッチを元にした個展を新しくできたマルヤガーデンズで開催できたり、
東川さんとのコラボ「かごしま新八景」、ピラモール商店街スケッチなど、
自身の仕事の幅も広がった1年でした。

こうして振り返ってみれば、とても充実した1年だったようです。
ずっと走りっぱなしのような、、、落ち着くまなど無い1年でした。
行事やイベントも多く、生徒の皆様には色々たくさんご協力をいただきました。
本当にありがとうございました。

来年は教室もより充実させていきたいですし、仲間を増やしていきたいですね。
「天文館36景展」の実施も、春を目標に実現にむけて動いています。
自身の制作の幅も広げていきたいと思います。

来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお過ごしください。

※中町教室の生徒さんセレクト作品紹介は年明けに行う予定です。
しばらくおまち下さい。

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by sketchfarm | 2010-12-31 02:19 | ひとりごと | Comments(2)

船の絵

現在、先日依頼があった船の絵を描いています。

いただいた写真資料を基にして描いているので、これは完全なイラストレーションです。

大きさは、幅が90センチ、縦が45センチの木製パネル。

ベニヤにジェッソを下塗りして、透明水彩で着色です。


もともと、広大な海原などの表現はあまり描いたことがなく(苦手意識が、、)、

どうなるか予想できない部分もあったのですが、

とにかく描いてみよう!という思いで制作しています。

船というモチーフは男の子的(笑)に、むかしから好きでしたので、

描いていて楽しいものでした。

土曜日が締め切り。

今日、明日でどこまでつめることができるか、、、、が勝負ですね。

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by sketchfarm | 2010-12-09 12:49 | ひとりごと | Comments(2)

明日から

鹿児島ターミナルビル・アミュプラザの4階、
東急ハンズ・トラックマーケットのギャラリーでの展示が始まります。

夕方6時からの展示搬入作業。
作品数も少ないので、作業的にはそんなにないと思いますが、、

どんな感じになるのやら、、。

前回のマルヤガーデンズでの「かごしま八景」のうちの「七景」(笑)と
既存の鹿児島スケッチを少し飾ります。

新作といえば、天文館の夜スケッチの小品だけ、、ですね。

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お買い物ついでにお立ち寄りください。
by sketchfarm | 2010-12-04 17:48 | ひとりごと | Comments(0)

消えたスケッチツアー??

今日、始まったグループ展の会場にいくと、
生徒さん数名がこられていました。
ありがたいことです。

さて、以前、お話していた「秋のスケッチツアー」について、
「先生は忘れてるんだろうな、立ち消えかもね、、。」という声がチラホラ
あがっていたとのこと。

すいません、すっかり忘れていました。
というか、何もかもに余裕が無い状態になりつつあるかも。

スケッチ教室のグループ展に、どんどん迫る自分の個展、
その後の、カモコレ関連の2つの展覧会、、
高校での2年生、3年生それぞれの高校美展にむけた対応、、
12月はSさんの個展が、、、

でも日帰りスケッチツアーはやっぱり行いたいですね。
年に2回程度、のんびりスケッチの旅を楽しめる貴重な機会。

11月28日(日)ではいかがでしょうか?
寒くなかったらいいのだけど、、、
以前の高城温泉のように温泉だったら、もし寒かったら温泉で暖まってから
帰れるからいいかもしれないですね。

どこがいいかなあ。
by sketchfarm | 2010-10-20 19:28 | ひとりごと | Comments(0)

気品があるという事

日本を代表する洋画家として小磯良平がいる。

この人も、約100年前、1903年に神戸に生まれ、芸大を主席で卒業、フランスへ留学という
エリート中のエリート画家。
(しかし100年前の人たちってなんでこんなすごい人ばかりなのか?)

小磯先生は1941年の「斉唱」など
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群像絵画や女性像が有名ですが、

僕はなんといっても、この人のデッサンやペン画、植物スケッチが大好きです。
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うますぎですね。

この教会のスピードスケッチの線といったら!
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なんという早さ。

植物スケッチもたくさん描いておられますが、
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ペンを使ったイラスト(挿絵)や版画なども
とても魅力的です。
これは聖書の逸話を題材として描いたもの。
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このバレリーナの絵もいいですね。
特に人物の顔の表情の気高さ。
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小磯先生の作品を通じて放たれるのは、気高さ、気品といった
アカデミックな香りというべきか。
線1本だけからも、品があり、プライド、理想など精神の高みが感じられてならない。

昔はこの小磯先生のデッサンや絵画をみたとき、
「もうこんなうまい人がいるのだから、(写実的な)絵はもうだれも描く必要がないのでは
ないのだろうか?」
と思ったものでした。

しかし、今はすこし違う。

とうてい足下もおよばないかもしれないが、
その精神の高みへほんの少しでも近づきたい。
ただそれだけだ。

人の絵をどうこういう前に描けって?
はい、そうですね(笑)
by sketchfarm | 2010-09-20 10:12 | ひとりごと | Comments(2)

純化された世界

職場で古い「イラストレーション」という雑誌を眺めていたら、一つの作品に惹かれた。

白っぽい画面に荒い線。線は色とりどりで、あくまでもゆるく、

しかし本質をついたもの。

誰の絵かな?とよくみてみたら、、、

なんと1940年に亡くなったという作家だった。

「長谷川利行」という人。


ここに詳しい紹介が、、

http://search-art.aac.pref.aichi.jp/p/seisaku.php?AI=ART19970335

彼は、「子供の絵こそ手本」

「うまくならないようにしている」などと言っていたといいます。

絵を描く衝動と、対象の本質を「瞬間的に」捉えようとする姿勢には、

スケッチを行う人の「なぜ描くか?」という答えがあるような気がする。

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最後の2点などは、ここまで「描かない」風景をみたことがありませんでした。



しかし強い。
by sketchfarm | 2010-09-19 02:57 | ひとりごと | Comments(0)

つぶやき

ちょっと忙しく、更新が、、、、

で、いまはやりのツイッター風で近況をつぶやいてみます。


・最近、早朝のそうじを始めました。結構きもちいい!

・長男は結構やります。wiiしたいからだそう。

・長女はまったく無視。爆睡。

・和紙大型作品、大失敗。白く塗りつぶし、その上からまた和紙はったよ〜リベンジ

・リビング教室は14日から。今回は継続の方が多い!うれしいな!わ〜い

・リビングの生徒さんの名札つくろう。

・中町教室は次回は屋外スケッチしましょね〜まだ暑い??

・次回、17日はDM用の作品を持参ください。前回出した方以外。

・あの東川隆太郎さんから、天文館スケッチポイントの指定がきた!

・東川さんが指定した場所を、私が描くという企画。

・8カ所のうち、2カ所はすでに描いたことあり。

・残りはなんとなくわかりません

・人参、大根、白菜、、、いろいろ植えたい。

・画像なし(爆)
by sketchfarm | 2010-09-11 09:12 | ひとりごと | Comments(0)

紙と線その2

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結局、いつもどんな線をひいたらいいのか、、、

つねに悩んできました。

永沢先生のような、時には強く厳しくもあり、時にはかろやかで楽しい線。

ビュッフェにように、強く固い、存在を誇示するような線。

ジャンセンのような、やわらかく繊細な、情緒的な線。

エゴンシーレのような、切実で、思い詰めたような線、、、。

果たして私は、、、?



ペンスケッチでよく使う耐水性のペンの多くは、製図用のペンです。

そのよいところは、なめらかで一定の太さの線がひけるところ。

使いやすく、入手しやすいという利点もある。

悪いところは、ともすれば線が単調となり、固い線をひくと、

マンガやイラストっぽくなりやすかったり、

説明的な絵になりやすい、、、という部分がありました。


またそれらを水彩紙にて使う場合の組み合わせもあると思います。

アルシュやキャンソン、ワットマン、ストラスモアなど試してみましたが、

自分的には、少し黄色っぽいワトソンペーパーが使いやすく、日常に使ってきました。


この製図用ペンと水彩紙の組み合わせは、使いやすく便利なのですが、

常にどうも物足りない部分もありました。

で、昨日の実験、地元の和紙を使ってみたところ、これまでの悩みの一部が

解消されたような気がしました。


和紙特有の水分を吸い込み、ためる効果により、有機的で、表情のある線が表現できる。

ゆっくり引けば太り、早く引けば、流れるように細くなる線。

ペンをとめれば、インクの溜まりがにじみ、線の関節や句読点のようなポイントを残す。


これからの課題は、着色の表現かな?

にじみやぼかしの表現は楽しいが、こまかい表現に限界があるようだ。

また、線に個性を出す事ができるか?

岩彩画、俳画、水墨画、絵手紙画、木版画、、、などのムードに近づくが、、

ややもすれば、没個性的となる。


ここしばらくは、和紙に描く実験が続くようだ。

面白いので、たくさん描いてしまう。
by sketchfarm | 2010-08-20 13:40 | ひとりごと | Comments(0)