鹿児島に来て8年目にして初めて、城山に登った。
スケッチ教室の屋外スケッチの授業で、生徒さんといっしょにのぼってみると
そこには、過去様々な人が描いた絵にみる定番の風景が広がっていた。
桜島というのは、鹿児島人にとってあまりにその存在や意味が大きくて、
なかなか描く気になれなかったし、描けないと思っていた。
ただ、今回は教室という事もあるし、見下ろしの遠望という事で、
桜島がとても身近なあものに感じられたのと、手前の町並みがジオラマをみているような
楽しさと明快さが魅力的で、迷わず「描きたい!」と思えた。
町並みの中央から一気に描き進め、桜島は最後に描いたので、ちょっと
山の頭がきゅうくつに、、。
猛暑の日だったが、そこは日陰で最高に心地いい風が吹いていた。
2006年7月15日 鹿児島・城山展望台にて(スケッチ教室)
F4 ワトソンペーパー 透明水彩 ペン