ターボルという街

プラハの作品の進行にあわせて、ポツポツと紹介していきます。

プラハについてから3日目、雨の冷たい街に歩き疲れたので、
気分直しに地方にいってみることにした。

プラハの街のはずれにあるバスターミナルまで歩いて行く。
朝の通勤の人がパラパラと歩く程度で、人気もなく、
バスターミナルの場所も入り口も案内も無く、わかりにくかった。
小さな地図をたよりに、なんとなくこの辺か?と、とある建物の通路に侵入すると
たまたまどうやら正解だったようでした。

バスは快適に約2時間30分で、目的地ターボルに着いた。
プラハから日帰りで行けて、塔のある城壁都市であればどこでもよかった。
もう一つのクトナーホラという所が第一候補だったが、バスが出たところで、
ターボルのバスが早いという理由だけで目的地がきまりました。

クトナーホラのほうは、世界遺産の街という事もあり、きっと観光客も多いだろう。
ターボルはかなり地味な街なので、静かでは?と予想していたが、その予感は
的中。こじんまりとした静かなかわいらしい町でした。

プラハの巨大さ、人ごみ、雨の冷たさにかなり痛めつけられて?いた身にとって
バスの車窓からみる黄金色の小麦畑とともに、心がやすらぎいやされた場所となりました。

画像はターボルの町外れにある、古い城・コトノフ城の見張り塔の上から
街の中心部、ジシカ広場の教会を向いてスケッチ。
風が気持ちよく、天気も晴れ。気分よくゆっくりと鉛筆でスケッチ。

ターボルという街_f0091634_1435877.jpg


ハーネミューレ 透明水彩 鉛筆
by sketchfarm | 2011-08-11 14:39 | プラハ紀行2011 | Comments(0)
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