プラハの旧市街はヴルタバ川の両岸に開けている。
その西岸の丘の上にそびえるのがプラハ城。
ヴルタバ川はドイツ語でモルダウ川といい、チェコの作曲家スメタナの
代表曲「モルダウ」が有名だ。
プラハに行く前に、その曲をさんざん聴いて気分を高めようとしていましたが、
その曲はドラマチックであるが物悲しくどこか暗く沈んだ風景を思い描いていました。
プラハの初日は雨で曇天、まさに「モルダウ」!
ですが、最終日近くの晴天のヴルタバ川は、セーヌ川のほとりのような
エレガントでにぎやかな美しい川でした。
カレル橋の東詰めにスメタナ博物館があり、その前庭には素敵なオープンカフェ
がありました。
朝10時頃にそこに座ってプラハ城をまずは鉛筆でスケッチ始めました。
F6でゆったり描き終えた頃には、最初人っ子一人いなかったのが、大混雑に。
私が描いているその目の前で、幾組の人たちが記念撮影していました。
帰る前に、もう1枚スケッチしておきたくなり、
小さなビールを注文し、ササッとスケッチ。
大きな観光船が行き来していました。
サムホール変形 ハーネンミューレ ピグマペンに透明水彩