百塔の街へ

以前少し書いていましたが、
別名「百塔の街」として知られる、東欧の国チェコの首都、プラハ行きが
決定しました。

学生時代から「塔」に興味があり、近所の寺の三重の塔や、大阪万博の太陽の塔、
富田林のPLの塔なども、小さい頃からよく見ていました。

私見ですが、塔ってやっぱり、人間の理想を求める願いや天に少しでも近づきたい、、
という精神の高みへの希求のあらわれでもあり、、

一方、誰よりも高くありたい、、己の権力や財力を誇示したい、、などの
我執や欲望のかたちでもあり、、、

そのどちらも備わったアンビバレントな状態こそが塔であると思います。
それは人間、もちろん私自身の投影でもあります。

ですので、塔だったらなんでもよいのではなく、
やはり精神性のシンボルたる塔にググッとひかれるわけで、
東京タワーやスカイツリーなどの、ただ機能的な高さを求めた電波塔のたぐいには
まったく興味がないのであります。

理想と我執が入り交じり、救いを求め続ける人間の姿が、建築となって
形になったのが「塔」

プラハにはそんな塔が100個もあるらしい。
ここのところ、どういうわけか無性に「塔」が描きたい、、という思いが募り
思い切っていくことにしました。

昨年のアルルでは「路地」ばかり描いていましたが、、
今回は「塔スケッチコレクション」になりそうです。
7月下旬の予定。
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by sketchfarm | 2011-06-01 23:20 | ひとりごと | Comments(0)
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