「鉄骨隊」〜学生時代のバンド活動〜

ここで書く内容かどうか、わかりませんが、
これまでいろんな表現活動にエネルギーを注いできましたが(農業もふくむ)
いろんな寄り道をしてきたなかで、バンド活動というのがあります。

中学くらいから洋楽を聞くようになり、京都芸大に入った時に軽音楽部に入り
ロックバンドを始めました。
大学2年の終わり頃でしたか、、ビジュアルデザイン同期の岡田泰彦君
(いつもバナナの絵が描いてあるTシャツを着ていたので、
あだながバナナマンといわれていました。)
から、ハードロックバンドに誘われ、口説かれました。
なんでもブラックサバスなどをしたいとのこと。

私は当時、ヘビメタと言われるジャンルを忌み嫌うというか、馬鹿にする風潮に同調しており、
形骸化し型にはまった表現に、ある種のダサさを感じていましたが、
あまりのバナナマンの熱意にほだされ、

「逆にパロディ的に面白くやるのもいいかも」
といった軽い感じで参加することにしました。 
それが「鉄骨隊」です。ヘビーメタル(重金属)というイメージから作った名前です。
1985年頃でしたか。

素肌にライダージャケット、鎖や革、ボルトやナットなどの金属で
手作りの衣装を作ったり、顔には歌舞伎やインディアン風のど派手メイクを
施して、素人ながらけっこう人気をハクしていました。
(映画「マッドマックス2」や「キッス」のパロディでもあったのですが)
動くとガチャガチャ音がして、楽器の演奏がしずらかったのを覚えています。

(同じような形?でその後「聖飢魔Ⅱ」というバンドが売れて行きました。)

当時の結成メンバーは

岡田 Gt,Vo
浜地 Gt
元橋 Dr(ここまでがVDの同期)
林  Bs(1学年下の後輩、日本画)

ブラックサバス、レッドツェッペリン、クリーム、ジミヘン、AC/DC、RATT、モトリークルー、
ヴァンヘイレン、マイケルシェンカー、UFOなどなど、これも節操無くいろんなバンドのコピーを
していました。

時代的には、80年代に一世風靡したLAメタルの影響は大きかったと思います。
後期になると、ベースの林が強く押すアースシェイカーなどの日本のバンドのコピーを取り入れ、
オリジナルも作り始めますが、硬派な選曲から、次第にポップなセンチメンタルな曲が
多くなり、メンバー内の意見の相違などが目立ち始めます。

当初は私個人としては、パロディ的にやや斜にかまえた格好で始めたバンドでしたが、
やるにつれ、演奏の面白さ、迫力、ストレートで素直な音楽姿勢、とりわけ
メンバーの真剣さに次第に惹かれていき、プロを目指していたわけではないですが、
最後はかなり積極的に活動していました。

理論的、戦略的に動き、スタイルを気にする音楽ではなく、
衝動的、直情的でありながら、形式は守りつつ(バロック音楽などに影響を受けていた)
かつ反社会的エネルギーで形成される音楽には、
自分の描いていた絵画の方向とも、ややかぶるところもあり、
その後の人生にも影響をあたえたかもしれません。
インテリではなくブルーワーカー的であり、不器用な所とか、、、

ともあれ、大学時代の4年間と卒業してからの5年くらいは、
かなりバンドに時間とエネルギーを傾倒していました。
1日に5時間はギターの練習をし、指先がプラスチックのように固くなりました。

こういう若い時のエネルギーってどこにいったの??どんな意味があったのか??
とか考えていた矢先、最近友人から、私が高校1年くらいの時から聞いていた
イギリスのバンド「サクソン」がいいね。といわれ、改めて調べてみたら
なんと今でも現役で活動している事を知りました。

しかも年はくっていますが、音楽の勢いや声などは全然衰えておらず、
むしろパワーアップしていることに感動!
あれから30年以上、いろいろ紆余曲折してきた私と違って、
サクソンのメンバーは、とにかく一つのことを続けてきた、、、ということ。

一時は人気低迷し、あの人は今、、、状態になったであろうサクソン。
しかし、あの状態を30年以上続け、60歳を超えた今もなお、
年間何十本のツアーをこなすということは、並大抵の精神と健康管理、努力ではなかったはず。

あらためてサクソンを聞き直したら、
若かった頃の元気さをほんの少し取り戻したような気分になっています。

その勢いにのってスケッチしよう!


※鉄骨隊のドラム・モトハシ君は数年前に他界。再結成は永遠にかなわないものとなりました。
ここで書いておかないと、あの伝説的バンド「鉄骨隊」の事が誰からも忘れ去られてしまうかもしれない、、と思い、恥を忍んで書いておくことにします。
高校の授業で生徒から質問があり、答えたこともきっかけでした。

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上:右がVocalのバナナマンこと岡田君。顔を塗り、鎖を巻いています。左が私。
下:右端はベースの林君。右から2番目のはしゃいでいるのがドラムのモトハシ君。
  左端の長髪が私。

時代かな、、、写真や音源、ビデオなどがほとんど残っていません。
by sketchfarm | 2011-04-16 23:22 | ひとりごと | Comments(6)
Commented by hama at 2011-04-17 23:01 x
なんとも楽しい,打ち明け話(爆笑)!!
音楽も さることながら,衣装もメークも 若さですね・・!!

そういえば,我が家にも・・.京都の鴨川というバンドの追っかけ!!やって,自身も浴衣を衣装に ライブハウスでベースをかきまくっていた者が(笑)
Commented by sketchfarm at 2011-04-18 09:02
hamaさん、先日はありがとうございました。
震災以降、絵がなかなか描けなくて、音楽ばかり聞いていましたので、そんな話になりました。ヘビメタばかり聞いていたわけではありませんが、、、爆
Commented by うるうひさみ at 2011-04-19 10:18 x
映像が残っていないこと、とても残念に思います。
浜地さんの告白に元気をわけてもらいました♪  
夢中になるには、仲間のちからも大きいですものね。 
感謝 

   
Commented by sketchfarm at 2011-04-19 21:26
うるうさん、先日はありがとうございました!
見ていただいていたとは、、お恥ずかしい限りです。
へんなカミングアウトですが、我が人生に悔い無しです(爆)
Commented by maki at 2011-04-23 21:50 x
貴重な写真ですね!左端…言われなければ全くわかりません!
Commented by sketchfarm at 2011-04-24 22:31
makiさん、こんばんは!
貴重でもなんでもないですが、、、
外見はずいぶん変化したかもしれませんが、中身はまったく
変わっていない、、というのが実際です。
これからもハードロックスケッチャーでいきますね。
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