線の画家ジャンセン

「線の画家」といわれるジャンセンは、ビュッフェの強い直線と違って

繊細でやわらかな線と確かなデッサン力で、見る人を引きつけます。

細身の女性の絵が多く、後ろ姿の絵をたくさん残しています。

(まだご存命ですけどね。安曇野に美術館があるそうです)

女性の背中や曲げた足の造形に、物語や感情を見いだしていたのでしょうか。

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ジャンセンは自分の絵について、こんな風に語ったといいます。

「自然の中には線なんて存在しない。線とは自己表現力であり、世界共通言語である。」

なぜ線で描くのか?という問いにこう応えています。
描きたい!描くぞ!という気持ちが自然と線となってあらわれるということですね。

「いいデッサンとは、その物体そのものを上手に描くことではなく、そこに独自の表現が備わっているか、感情や思考が伝わっているか。」なのだと。

ただうまい絵ではなく、1本の線の中に、
独自の表現、意思が備わっているかということ、、、
そういう思いで線をひきたいと思います。

余談ですが、彼が母国アルメニアをはなれてイタリアを旅行中、
言葉が通じないレストランで、魚を食べたかったジャンセンは、
店の人に、魚料理のスケッチを描いてみせて、意思を伝えた。という逸話が残っています。

魚を食べたい!という意思がよほど込められていたんでしょうね(笑
by sketchfarm | 2010-08-01 10:49 | ひとりごと | Comments(2)
Commented by ミイ at 2010-08-02 18:43 x
線の表現力凄いですね。現在おうじょうしています。
なかなか思う様に行かず苦しいです。
線を上手に引きこなしたいですね。
現実に。
Commented by sketchfarm at 2010-08-06 08:05
ミイさん、いい感じで進んでいてよかったです。
夏バテしないよう、楽しんで制作続けてください〜
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