木村忠太の風景

1987年にフランスで亡くなった日本人画家がいたことを知っていますか?

木村忠太という人。


日中戦争に2度も兵隊へとられた後、奥さんとパリへ渡ります。


その時の様子を、野見山暁治さんが目撃しています。

着の身着のままの普段着の二人は、家財道具満載のタクシーから降りてきて、

いきなり、唐突に今日から泊めてほしいといったそうです。


その後、木村さんは描き続け、奥さんはフランス語を必死に学び、

旦那の絵を抱えて画廊を回り続けたそうです。

本人は、フランス語も学ばず、画廊も、つきあいもいっさいせず、

態度は悪く、いつも友人に悪態をつき、絵描きは絵を描く意外のことをするな。

画廊まわり(営業)など女のする仕事だ。といいきっていたそうです。


その後、1度しか日本に帰らず、フランスで評価され、ドートンヌ会員にまでなりました。

いったいどういう人だったのか?

日本で何があったのか?わかりませんが、木村さんの描く絵は素晴らしい風景画です。

いくらどう見えたってまぎれもない風景画です。しかも線を大事にする絵です。

彼は自分で「光の印象派」と称したそうです。

描き続け、描きまくった生涯だったようです。






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by sketchfarm | 2010-05-23 19:14 | ひとりごと | Comments(0)
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